2人でやさしく踏み合う『足圧マッサージ法』で、
2人ヨーガとも呼ばれます。
相手の腕や脚を、自分の足の裏で踏んで
筋肉をほぐします。
手よりも大きな面積の足の裏で踏みほぐすことで、
圧力が分散され、痛みを感じたり、
もみ返しが生じたりすることを防ぐことができます。
また自分の体重を利用して足の裏で踏んでいくので、
手を使ったマッサージと比べ、
施術する側にとっても体への負担が少なくなります。
人間のいのちは、循環によって
成り立ち支えられています。
循環するもの、血液、体液、空気、食物、
人間の生存の根源となるものはすべて管によって運ばれています。
人間の体はいわば管の集積であり、
頭から手足の先まで無数の管がはりめぐらされています。
楽健法は、足圧マッサージで管の詰まりをとり、
流れを回復させて行く循環療法です。
アーユルヴェーダの考えでは、口から食べたものが、
きちんと消化されて排泄物(便や尿)として排泄されれば、
人は健康でいられます。
しかし、消化されずに体内にたまった未消化物が
毒素(アーマ)となり、体にとどまり、
経路(スロータス)を詰まらせるのです。
人の体には経路(スロータス)があります。
消化管という一番太いスロータスから、
血管やリンパ菅、毛細血管、
そしてミクロ単位のスロータスまで、
人の体はすべて経路でできていると考えてもよいくらいです。
未消化物(アーマ)は、ミクロ単位の
スロータスから詰まらせ、詰まりを拡大させて行きます。
楽健法は、足圧マッサージで経路の詰まりをとり
流れを回復させて行く循環療法!
簡単に言えば、ホース(血管、リンパ菅、毛細血管など)
のお掃除。
スロータスが詰まりなく、正しく流れていれば、
細胞のすみずみまで、血液が流れ、
栄養と酸素を届けてくれるのです。